Onimegane®と福井に関する読み物が置いてあります。お気軽にどうぞ。

第2回 マコト眼鏡さんにお邪魔しました。

 

 

前回は「Onimegane®(オニメガネ)」というブランド名の印象を
マコト眼鏡の増永社長に伺いました。
今回はその続き
なぜ「オニ」なのか。
オニメガネという名前に込められた想いとは。

 

M0201

(写真左)増永社長…「マコト眼鏡」社長。Onimegane®のセル枠を製造して下さっている。
(写真右)ゆみこさん…「マコト眼鏡」増永由美子さん、社長夫人。

 

 「Onimegane®」というブランド名を
 思いついたきっかけを教えてください。

Onimegane®
形容詞に昔から僕、よく使ってたんですよ。
なにか難しい場面に出くわすと、
「あ、これ鬼だなぁ〜」とかって。

ゆみこさん
あるあるあるある!!
鬼のように○○とか。

Onimegane®
ゲームとかでも「この面おにむず!(とても難しいの意)」とか(笑)
だから”強い・怖い”とかの悪者イメージじゃなくて
”鬼気迫る”という真剣さ、本気度、本気の具合、そっちのイメージなんです。

 なるほど。

Onimegane®
あとは、まぁほんとに響きですね。
「語感」といいますか。
でもほとんどの方は「なんだそれ?」という反応ですが(笑)

 そうなんですか(笑)

Onimegane®
かわいいかな?と思って名付けたんですけどね(笑)
でも後悔はしていませんよ!(笑)

 やはりなかなか変わったことをしている
 という受け取られ方だったのでしょうか?

増永社長
ちょっと前までは著名なブランドの名義貸しが多く、
鯖江発、福井発のオリジナルブランドというのは少なかったんです。
その中での「Onimegane®」は変わっているというよりも
とても新鮮に感じましたね。

 なにか新しいことをしてくれる!
 という可能性を感じましたか?

増永社長
そうですね。
想像もつかないようなことをしてくれるんじゃないかっていう
期待は感じました。

Onimegane®
しかしブランドコンセプトは真逆っていう(笑)

 真逆?
 何が真逆なんでしょうか?

Onimegane®
つまり、斬新な新しい事をあまりしていないということです(笑)
よく言えば「温故知新」の精神です。
キーワードは、「最高のふつう、はあるか?」

 「最高のふつう、」ですか

Onimegane®
いわゆる「ふつうのめがね」は、
市場では海外製が多数を占めていて、
⚪︎ンズなどの格安店で取り扱われていますが、
そのクオリティは本当におもちゃレベルです。

 実名だしますか?(笑)

Onimegane®
なのでベーシックでシンプルなデザインのものを、
日本製でもう一度しっかり作って、
堂々と市場に投入しようと。
そこにマーケティング的もう一つの目標があるのです。

 もう一つの目標?

Onimegane®
はい。
おそらく「いいめがね」を知らない人は、
世の中にいっぱいいるんじゃないかと。
安売り店のめがねしかしらない方に、
「いいめがね入門編」の位置付けができないか?と。

そのためには、
「シンプルで上質、そして中価格帯」
という商品が必要になると思いました。

 なるほど。
 それが「最高のふつう、」めがねとなるのですね。

Onimegane®
だからデザインはシンプルに。
とにかく「ふつう」に。
そのかわり、しっかり手をかけてきっちり作ることで
シンプルなものでも価値を認めていただける、
そんな証明をしたいと思っています。

 でも、シンプルってむずかしいですよね。

Onimegane®
むずかしいですよ!

でも僕らは言えばいいだけですから(笑)
いちばん大変なのはマコトさん!

デザインで差別化できないとなると、
仕上がりの良さだとか、細やかな気遣いで差をつけるしかない。
でもそれって、ごまかしのきかない部分だから、すごい大変。
これまで何千何万と作られているレッドオーシャンに
今、もう一度勝負を挑んでるんだから。

だから、消費者が手にとってすぐわかるほどの、
クオリティの差を出せ!と(笑)

 マコトさん、喧嘩売られてますよ(笑)

増永社長
なんでOnimegane®やりたいな、
やってみようと思ったか、と言うと
この精神なんだよね。

 それは、ブランドコンセプトを聞いた時に、
 なにか感じるものがあった、と?

増永社長
そう。
まず「鬼」って、とんがった角が生えてて怖い!すごい!を
イメージしちゃうじゃないですか。

だから、メガネのデザインも
そんなイメージでくるのかと思って図面を見たら
「え? めちゃ素直やん!」
と、ギャップにびっくりしました。

ある意味、鬼は人間の本能の部分だと思うんです。
鬼=怖い、っていうね。
そこへシンプルで上質なものを求めるOnimegane®。

実は本質がなんとなくリンクしているような気がしましたね。
Onimegane®は本質的なことをやろうとしているんだな、
そんなふうに感じました。

Onimegane®
僕たちも工場を選ぶのにあたって、
もちろんクオリティが一番ですが、
このコンセプトを気に入ってもらえないと嫌だと思っていました。

「こんなつまんないもの作ってもしょうがない」
と言われるかと思ってビクビクしてましたから。

 そうしたら案外、マコトさんは喜んでくれたと?

Onimegane®
そうですね。
そこは素直によかったと思いました。
ただ、後に社内の営業から言われるんですけどね、
「こんなふつうなもの売れるか!」って(笑)

 敵は身内にいた、と(笑)

Onimegane®
あ、話が逸れました。
愚痴っぽくてすみません。

 いえいえ、
 つまりこうしてOnimegane®がスタートしたわけですね。

増永社長
Onimegane®の「鬼」と「めがねに対する素直さ」が
相反しているように見えるんだけど、同居させてしまっている。
それが、すごいな!!と思いました。
後はそのコンセプトをどう商品に落としていくか。
これは勝負だな、と思いました。

 

 

 

次回もどうぞお楽しみに。

 

 

 

<<第1回へ | 第3回へ>>

『福井の工場見学』TOPへ

PAGETOP
Copyright © OnimegaNEWS (in Fukui) All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.