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OnimegaNEWS特別対談2 振付家 藤田善宏 & PADMA IMAGE ー3

2-01

Onimegane®(聞き手)
藤田さんは好きなめがねブランドとかはあるんですか?

藤田 善宏(コンドルズ/振付家)
僕はそんなにこだわりはないですね、面白ければ。
でもヨーロッパ系ブランドは好きでしたね。

Onimegane®
鯖江のメーカーに対して思うことはありますか?

藤田
iOFT(※1)に去年行かせていただいた時に、
外国のブースで、確かそこのフランスの方と片言の英語で話した時に、
「鯖江の品質はすごい」
「叶わない技術を持ってる」
「でもデザインがまじめなんだよなー」
って話したことがあって。

(※1)iOFT …アイオーエフティー。国際めがね展、全国から東京にバイヤーが集まる、最大級のめがね展示会。

Onimegane®
まじめ(笑)
でも僕らもよく聞く話ではありますね。

藤田
僕はめがねにしろ、ファッションにしろ、
まだ落ち着かなくていいや!って思っている方なので、
たしかにちょっと(鯖江のめがねは)おとなしく見える時はありますね。

Onimegane®
たしかにその辺は、福井じゃない東京のデザイナーさんとかの方が
面白い、センスがいいもの作る気がしますね。

藤田
でも、この前の展示会でPADMA IMAGEさんを見た時に、
アシンメトリーのフレームとかあるじゃないですか?
あれを見た時に、
「あっ」って思って(笑)
「国産きた!」って思って(笑)

小永 真也(Onimegane® 副ブランドマネージャ)
PADMAさんは工場は鯖江ですが、
デザイナーさんは香川県ですね。

藤田
だからPADMAさんのめがねは思わず、
試着させて欲しい!って言っちゃいましたね。

蓮井 友城(PADMA IMAGE eyewear design)
そう言っていただけると嬉しいです。
そういう方が増えてくれれば、僕らも、
もっといろいろ出しやすくなります。

藤田
こういうもののデザインは、どうやってやるんですか?

蓮井
デザイナーさんによって結構バラバラだと思うんですが、
僕は方眼紙に手で描いて、それをスキャンして、
イラストレーターで線をトレースして、、、という感じですね。

Onimegane®
最初は手なんですね。

蓮井
あと僕は、木型を作るんです。
3mm厚のMDF(※2)をレーザーで抜いて、マジックで黒く塗って。
そして形を微調整して。

(※2)MDF … 木の薄い板のこと。

プロットをいっぱい作ると、高いんですよね(笑)

Onimegane®
なるほど。

小永
昔はデザイナーさんが手書きしたものを、工場でアレンジして、
その工場の試作担当の人の腕で、仕上がりが変わったりしましたね。

蓮井
そうですね。
図面だけ出来たとしても、出す工場で仕上がりが変わったりしますね。
最初はかなり戦いましたね。
今は癖とかを理解してくれて、そのあたりはスムーズになりましたが。

藤田
そんなやり取りがあるんですね。

Onimegane®
話は変わりますが、
蓮井さんのめがねはとてもフラットに見える気がするんですが、
それはフレームカーブ(※3)が浅いの?

(※3)フレームカーブ … めがねにレンズを入れた時、レンズの丸み(レンズカーブ)に沿うように、製造時にあらかじめフレームにつけておく丸みのこと。数字が大きいほど上から見た時の丸みが強い。

蓮井
いえ、山(※4)がフラットなんですよ。
山のRはフレームが分断されてしまう気がして、つけてないんですよね。
だからレンズカーブは普通なんです。4カーブありますよ。

(※4)山(ブリッジ) … 正面から見て両側のレンズの橋渡しをしている、鼻にかかる部分。上から見ると前方に出っ張るように丸みが付いているのが一般的。

Onimegane®
4カーブあるんですか!
うちは3カーブが多いので、むしろ深めだったんですね。
すごいなー。そうは見えないですね。

しかしPADMAのめがねは、特徴的だけど実はすごいシンプルなんですよね。
このシンプルさは羨ましいといつも思っています。

藤田
そう。シンプルだけどとても面白い。
かけていて楽しいめがねだと思います。

小永
僕も昔から好きでした。

藤田
話はまた変わるんですが、
個人的には、めがねにもっと冒険してもらいたいと思っているんです。
服装とかバチっと決めてるのに、めがねだけ普通だと、
「せっかく顔にかけるのに、そこ冒険しないんだ!」って(笑)
すこし残念になっちゃいます。

顔に対するメイクとか、服装に対応するめがねとか、
スニーカーに合わせて変えてみるとか、
めがねのコーディネートの幅をもう一個広げればいいのになって思いますね。

小永
アウターを買うような感覚でね。

藤田
そうそう。

蓮井
でもそういう面白いめがねを知らないという人も多いのでは?と思いますね。
もっといろんなめがねがあることを知ってもらえたら、
めがねをもっと好きになって、興味も持ってもらえると思うんですけどね。

小永
たしかにそうですね。
もっと広く広告する必要はありますよね。
ただ、、、
Onimegane®は全く真逆のめがねを作ってるんですけどね(笑)

Onimegane®
僕は実は藤田さんの真逆で、目立たないめがねが好きなんですよ(笑)
そういうターゲット向けにOnimegane®を作っているんです。

藤田
そうなんですか(笑)
でもいろいろあっていいじゃないですか(笑)

Onimegane®
そうそう。
対極にあるいろんな個性的なめがねがいっぱい出てきてくれた方が、
業界も盛り上がるし、僕たちも逆に目立つようになるし(笑)
なので、楽しいめがねとか、面白いめがねは応援してるんですよ。

僕たちの仕事は、いままでJINSやZoffなどの輸入めがねをかけていた人に、
国内産の良さを伝えることだと思っていて。

だからふつう&中価格帯っていうのが必須になるんだけど、
そんなOnimegane®がちょっとつまらないなーと感じた人が今度は、
PADMAさんのようなデザイン性の高いめがねを選んで貰えばよくて。

蓮井
その逆もありますよね。
いろんなめがねで遊んだ人が、最終的に地味な1本に落ちつくみたいな。

Onimegane®
だから両輪なんですよね。両方必要だとは思っています。
でもPADMAさんのは面白いというよりも、僕は洗練されてるっていうイメージで捉えてて、
以外とシンプルだから、かけてみたくはなるんですよね。
かけないけどね(笑)

蓮井
そうなんですか!?(笑)

藤田
でもON-OFFでめがねを変えたりね。
そういうオシャレはとても楽しいと思いますね。

 

 

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